CMC

CMCとは、髪を構成する物質の1つです。
髪の主成分はタンパク質ですが、他にも様々な物質で構成されており、複雑な構造になっています。

髪に含まれるCMCが不足すると、様々な髪のトラブルが起こります。
髪のトラブルのほとんどは、CMC不足が要因となっていると言っても過言ではありません。

髪を健康でキレイな状態に保ちたいと考えるなら、髪における髪の構成とCMCの役割や特性を知っておくべきなのです。

髪の構成とは

髪の構成とは、80%が複数のタンパク質で5%がCMCであり、残りの15%は水分で出来ています。

髪におけるタンパク質は骨格のような存在であり、髪の強度や弾力を維持する役割を担っています。
また髪の表面を保護して、バリアの役割を果たすキューティクルもタンパク質で作られているのです。

CMC(細胞膜複合体)の役割

CMCの役割とは、髪の内部に水分や油分が入る際の通り道を作ることです。

例えば、トリートメントをする際、トリートメント液の栄養が髪に浸透させる役割を果たします。

そのため、もし髪にCMCが不足した場合は、トリートメントをしても髪に栄養分が浸透せず、洗い流せばそれで終わりになってしまいます。

また、キューティクルというバリアのような膜が髪の表面にしっかりと定着しているので、CMCは髪の中の接着剤とも言われています。

CMCは、髪を構成する細胞と細胞をつなぎ合わせる接着剤の役割と同時に、クッションの役割も果たすのです。

CMCが不足すると起こる様々な髪のトラブル

CMCが不足すると起こる様々な髪のトラブルにつながってしまいます。

CMCが不足してしまうことで、トリートメントの効果は薄れ、キューティクルは剥がれやすくなり、柔軟性を失い髪にハリがなくなってしまいます。

また、CMCは洗浄力の強いシャンプーで洗うと、徐々に溶け出してしまうことが分かっています。
CMCは弱酸性であるため、アルカリ性の作用で溶け出てしまうのです。
例えばパーマ液やカラーリング液にはアルカリ性の成分が含まれます。

そのためパーマやカラーリングを頻繁にする人はCMC不足になりがちになってしまいます。

髪のCMCを補修することを目的としたトリートメントの製品がありますので、髪がCMC不足かもしれないと思ったら、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

ブリーズ.ブルーではCMCを取り入れた技術展開をしているので安心してパーマやカラーなどさらにフルボ酸も配合し髪の弾力エイジングケアをしております。

最近ではヘナにもフルボ酸を入れる事でさらに艶、手触り弾力、持続が可能になりました。

サロンで人気がヘナトリートメントで退色した髪には色を入れたり、カラーをしない方でも透明のヘナでトリートメントが大変喜ばれております。大体1っか月近く持ちますよ。

是非お試しください。

担当岡本